大事なデータを扱うPCは、身の回りで起こる様々な災害や事故から保護し、継続して使い続けられるようにすることが重要だ。本特集では、落雷や停電、水や埃からのPC本体やデータの保護、通信回線の確保といったPCの災害対策を紹介する。

連載
PCの災害対策を見直そう
目次
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災害でネット不通、安価なバックアップ回線を使おう
災害発生時、停電などの電源供給に関するトラブルが起こると、社内や自宅のインターネット接続回線は利用できなくなってしまう。しかし、スマートフォンがあればテザリング機能を利用してインターネットに接続し、最新情報をチェックしたり重要な作業を継続したりできる。
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PCや周辺機器を守る、防水・防塵グッズ最新事情
IT機器の故障原因は、地震や火災だけではない。コーヒーカップをうっかり倒してしまい、内部に液体が入り込んでしまえば、キーボードやPCがダメになってしまう。またタブレットやモバイルノートPCを落として、液晶や外装、内部の基板やパーツなどを壊してしまった経験があるユーザーもいるはずだ。
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揺れや浸水に備えてファイルを安全な場所へ、クラウド活用術
地震などの大規模災害が起こると、大きな振動によるPCの落下などのダメージで、内蔵するストレージに保存されている重要なファイルが失われる可能性がある。こうしたケースを防ぐには、きちんとバックアップの態勢を整えておくことが重要だ。
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停電時でもPCで仕事ができる!モバイルバッテリーでしのぐ方法
前回紹介したUPSで長時間PCを使うことは、内蔵バッテリーの容量から言っても想定されていない。しかし緊急の作業などで、停電など最悪の状況に陥ったとしても何らかの手段でPCを使わなければならないことある。今回は、そうした状況で必要な備えを考えてみよう。
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停電からPCを守る「UPS」、選び方と使い方をおさらい
夏になると、雷による給電の瞬断や過電流が生じることがある。停電が発生する可能性も考慮しておかなくてはならない。こうした電力関係のトラブルが発生すると、ビジネスで利用しているPCや、各種IT機器に大きなダメージを与えてしまう。