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 全日本空輸(ANA)が東京大学と共同で、客室乗務員の「おもてなし」を分析している。「外国人の客室乗務員にANA流のサービスを体得させたり、将来は日本のおもてなしを“輸出”したりする」(ANAの幸重孝典取締役執行役員)のが狙いだ。

 営業便の客室内にブルートゥースの発信機(ビーコン)を配置し、客室乗務員が持つスマートフォンと常時通信することで軌跡を記録。東大生による客室乗務員の行動観察と併せて、ベテランと若手の行動を比較しながら、おもてなしを科学的に探る。分析の一部始終に密着した。

■客室乗務員の「おもてなし」を定量化
■客室乗務員の「おもてなし」を定量化
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■ビーコンで動線データを収集
■ビーコンで動線データを収集
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■所作の内容は東大生が人海戦術でメモ
■所作の内容は東大生が人海戦術でメモ
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