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 ここからは、企業ネット利用実態調査で継続して調べている製品・サービスの利用動向や投資の変化を、いわゆる定点観測した結果として紹介する。まず▼スマートデバイスとモバイル通信の利用状況や支出額で見られた特徴を紹介していこう。

スマートデバイス
タブレット端末の業務利用は頭打ち傾向

 スマートデバイスの業務利用については、是非を検討している企業が減り、利用し始めたか「利用しない」という方針を出すかのどちらかに、企業判断が固まりつつあるようだ。

 具体的には、スマートフォンの業務利用は利用中か具体的予定がある企業が2014年から5.3 ポイント増えて47.4%になった(図5)。「利用する方向」とした4.8%の回答を加味すると、5 割の到達が目前に迫っている。業務で利用中の企業が導入した台数は大きく増えている。1社当たりの平均導入台数は2014年の198台から337台と、実に1.7倍に増えた。

図5●スマートフォンを業務で使う企業の割合(上)と契約先の通信事業者(複数回答)
図5●スマートフォンを業務で使う企業の割合(上)と契約先の通信事業者(複数回答)
スマホを業務利用する企業、しない企業ともに割合が増えている。契約先の通信事業者では、NTTドコモが首位を守った。ソフトバンクを逆転したKDDIだが主力に利用する企業や利用増などを予定する企業の割合では3位に甘んじた。ワイモバイルは現ソフトバンク。
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