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 マニュアル作成ツールとIoTを組み合わせた設備保全業務支援システムが、東京ビッグサイトで2017年10月11日から開催中の「ITpro EXPO 2017」でデモ展示された。展示したのは、クラウド上でマニュアルを作成・共有するツール「Teachme Biz」を開発・販売するスタディストだ。

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 特徴は、故障が表面化する前に予防的に対応できること。また、作業に必要なマニュアルを担当者に送付することで、確実な対応が可能になること。会場では、保全対象の設備に見立てたIoTデバイスに一定値以上の振動を与えると、保全担当者用のスマートフォンに訪問指示の通知とともに必要な作業のマニュアルが配信されるデモを見せていた。

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 ビルメンテナンスを始めとする設備保全の現場では、ベテランを中心に人手不足が進んでいる。「予防的に保守することで人手を節約できる。さらに、ベテランのノウハウをマニュアルなどで共有しながら、若手が現場の作業を担当するといった、人材の有効活用も可能になる」と同社執行役員先行技術開発室長の吉田健一氏は説明する。

 IoTデバイスやゲートウエイ機器、IoTデータの集約と分析といった機能は富士通が提供。2017年5月からは、ビルメンテナンス事業を手がける大成(名古屋市)と3社による実証実験を進めており、2018年中のサービス提供を目指している。