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 XACK(ザック)は2017年10月11日から開催されている「ITpro EXPO 2017」で、同月1日に発売したDNSサーバーアプライアンス「XACK DNS TM200アプライアンス」を展示した。XACK DNSは同社が独自に開発したDNSサーバーソフトウエア。これまではソフトウエアとして販売してきたが、新たにアプライアンスとしても提供を始めた。

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 DNSサーバーソフトとしてはオープンソースの「BIND」が有名だが、数多くの脆弱性が報告されている。XACK DNSはBINDとは無関係に開発されているため、BINDの脆弱性の影響を受けないのが特徴だという。

 米Hewlett Packard Enterpriseのシンマイクロサーバー「HPE ProLiant Thin Micro TM200」にXACK DNSをインストールしてアプライアンスとして提供する。TM200にはCPUが「Xeonプロセッサー D-1518(4コア、2.2GHz動作)」のベースモデルと「Xeonプロセッサー D-1537(8コア、1.7GHz動作)」のパフォーマンスモデルがあるが、あえてベースモデルを採用した。「XACK DNSの動作にはコア数よりもクロック数のほうが影響する」(同社)からだという。

 XACK DNSには、Red Hat Enterprise Linux(およびCentOS)、FreeBSD、Solarisの各OSに対応したバージョンがある。このうちアプライアンスにはFreeBSD版を採用した。

 ただし、アプライアンスにはゾーン数とレコード数の制限がある。これはTM200のハードウエアの限界によるものだという。ソフトウエアパッケージは、ゾーン数500、レコード数2500までのLite Editionと、これらの制限がないStandard Editionがある。これに対し、アプライアンスはゾーン数200、レコード数1000までになっている。もっとも、アプライアンスも権威サーバーとして10万クエリー/秒以上、キャッシュサーバーとして5万クエリー/秒以上(ヒット率85%の場合)の性能を持っており、「大規模通信事業者ではない一般の企業が使うには十分な性能」(同社)になっている。

 XACK DNSのアプライアンスの価格は98万円(3年保守付き)から。ソフトウエアパッケージの価格はLite Editionが50万円、Standard Editionが100万円(いずれも初年度保守付き)。

 なお、同社はDHCPサーバーのアプライアンスである「XACK DHCP TM200アプライアンス」も用意している。価格は98万円(3年保守付き)から。