
連載
要件定義の七つ道具
目次
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[最終回]「新業務設計」「定着化施策検討」で役立つツール
業務フロー図は場面ごとに作成 ツールで抜け漏れなく抽出する
同じ業務機能でも商品・サービスなどが違うと業務フローが異なる。業務設計は、業務フローの異なる単位である「業務場面」の抽出が鍵。今回は、「業務場面設定表」を使い、抜け漏れなく抽出する方法を紹介する。
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[第5回]「課題解決策の立案」で役立つツール
業務の問題を確認して改善ポイントを発見する
解決策の検討では、まず、改善対象とする業務で発生している問題を確認する。次に、問題の発生原因を明確にした上で、現行業務の改善ポイントを発見する。今回は、改善ポイントを発見する際に有効な「解決策検討シート」を解説する。
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[第4回]「問題分析と問題の設定」で役立つツール
ロジックツリーで視覚化 問題の抜け漏れを防ぐ
問題分析ミーティングに入り、問題と課題を決定する。集めた意見の因果関係を視覚的に整理するツールが有効だ。今回は、真に解決すべき問題を洗い出す「ロジックツリー」を解説する。
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[第3回]「現状問題の収集と整理」で役立つツール
利用部門の本音は重要な情報 「RAカード」で効率よく集める
現状の問題や要望は解決する問題を決める際の重要なインプットだ。利用部門の代表者から本音の意見を集めることが鍵になる。今回は、質の高い情報を効率よく集める「RAカード」を解説する。
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[第2回]「現行業務の調査と整理」で役立つツール
対象業務の範囲と内容を業務モデルを使って整理
検討時での混乱を避けるには、対象業務の範囲や内容の認識合わせが重要だ。対象範囲の現行業務内容を理解したら、それを分かりやすく整理する。今回は、現行の業務内容を視覚的に整理する「業務モデル」を解説する。
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[第1回]「システム化方針の決定」で役立つツール
システム化方針に必要な情報 ニーズ整理表で漏らさず把握
近年、システム構築での要件定義の重要性がますます高まっている。本連載では、要件定義の各手順を実施する上で役立つ様々なツールを紹介する。今回は、システム化方針を決定する際に役立つ「ニーズ整理表」を解説する。