本格的な高齢化社会の到来で、シニア世代が充実した人生を送るために「いかに創造性を発揮するか」が重要になってきている。その手段の一つとして大きな注目を集めているのが「プログラミング」だ。80歳超えの初心者シニアプログラマーが発表したプログラミング体験や、シニアのプログラミングを支援する「シニアプログラミングネットワーク」の取り組みを紹介する。

連載
80歳からのプログラミング
目次
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「ゲームセンターあらし」すがやみつる先生の恐るべきプログラミング遍歴
シニアプログラミングネットワークのイベントでは、マンガ家のすがやみつるさんも登壇した。パソコンが「マイコン」と呼ばれていた黎明期からプログラミングをしていたという。
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「定年後は開発に500時間かけても怒られない」、もう一人の82歳アプリ開発者
2017年10月26日に開催されたシニアプログラミングのイベントでは、もう一人の82歳のアプリ開発者である鈴木富司さんもiPhoneアプリ開発について発表した。キーワードは「生涯現役」だ。
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「小学生でもわかる本」がシニアには無理、82歳アプリ開発者が語る現実
82歳のアプリ開発者である若宮正子さんがイベントでiPhoneアプリ「hinadan」をリリースした経験を語った。若宮さんは、2017年6月に開催された開発者向けカンファレンス「WWDC 2017」で米アップルのティム・クックCEOに最年長参加者として紹介された。
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「若者に勝てるゲームが欲しい」、82歳アプリ開発者が世界に注目される理由
80歳を超えてからプログラミングを学び、iPhoneアプリをリリースした女性アプリ開発者の若宮正子さんが世界中から注目されている。プログラミングを手ほどきした小泉勝志郎氏が経緯を語った。