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 地域密着型のパソコン教室「パソコムプラザ新浦安」では、特にシニアを対象にしたIT教育を実施している。最近では、受講生の興味が、オフィス系ソフトを中心にしたパソコン利用から、より生活に密着したスマホやタブレットへと移っているという。シニア向けIT教育という観点から、「いちばんやさしい60代からのiPhone」の著者にしてパソコムプラザ新浦安を率いるオーナー・インストラクターの増田由紀氏(写真1)に最新動向を聞いた。

(聞き手は出版局=田島 篤)
写真1●パソコムプラザ新浦安を率いるオーナー・インストラクターの増田由紀氏
写真1●パソコムプラザ新浦安を率いるオーナー・インストラクターの増田由紀氏

シニアをメインの対象にしているのはなぜですか。

 パソコン利用が「一人1台」という形で普及し始めた2000年前後、こうしたIT化の流れからシニア世代が取り残されるのではという危惧を持ちました。若い人は自分で勉強するけれども、シニアの方は高いお金を払って講習会で習ったとしても、そのスキルがなかなか身に付かないのです。

 そこでITの普及、特にシニアの方を対象にしたパソコン教室を開くことにしました。ちょっと大げさにいうと、デジタルデバイドの解消の一助になればという思いがありました。

 その当時の2000年ごろは、オフィス系ソフト、具体的にはワードやエクセルの使いこなしが講座内容の中心でした。具体的には、年賀はがき、暑中見舞いはがき、お小遣い帳、季節のお便り、カレンダー、名刺などの作成です。

 これらは今でも人気の講座内容ですが、その後、デジタルカメラやインターネット、iPhoneやiPadをはじめとするスマートフォン、そしてクラウドの普及に伴い、それらを講座で積極的に取り入れるようにしています。むしろ、こちらの方が活発になりつつあります。

 シニア世代が対象だからといって、普及したものばかりを教えていてよいわけではありません。せっかくお金を払って通っていただいているので、最先端のIT利活用を分かりやすく、身に付くように伝えたい。そのため、iPadやiPhoneなどを日常生活で生かせる講座内容となるように、工夫しています。