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 アクロニス・ジャパンは2015年4月23日、企業向けのバックアップサービス「Acronis Backup Service」を発表した。バックアップソフトだけでなくクラウドストレージサービスも提供し、ユーザー企業は保存先としてローカルだけでなくクラウドにもクライアント機やサーバー機のバックアップができる(関連記事:クラウドストレージとセットで提供するバックアップサービス、アクロニスが新版を発表)。

 Acronis Backup Serviceやクラウドビジネスへの取り組みについて、米アクロニスでクラウドビジネスを統括しているシニア・バイスプレジデントのジョン・ザンニ氏と、クラウドビジネス開発担当バイスプレジデント イヴァン・ルコニコフ氏に聞いた。アクロニス・ジャパンの大岩憲三代表取締役にも日本の状況について聞いた。

(聞き手は西村 岳史=日経コンピュータ


製品の販売状況を教えてほしい

写真1●米アクロニス クラウドビジネス シニア・バイスプレジデント ジョン・ザンニ氏
写真1●米アクロニス クラウドビジネス シニア・バイスプレジデント ジョン・ザンニ氏
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 世界中で企業ユーザーは30万、個人ユーザーは500万いる。その中で、アクロニスのクラウド製品を使っているユーザーはまだ少ない。しかし、その数は前年比100倍以上で伸びている。顧客は急速にクラウド製品に移行している。

 顧客は「ハイブリッド」を求めている。バックアップをローカルへ保存したいし、クラウドストレージへも保存したい。アクロニスは従来の「TrueImage」や新しい「Acronis Backup Service」でそうしたニーズに応えるべくラインアップを整えてきた。

クラウドサービスへの移行が速い理由は

 いくつもの要因がある。そもそも市場全体としてクラウドサービスの利用が増えている。クラウドサービスは、コスト面のメリットも大きい。

 安全性も高い。データセンターは高いレベルでセキュリティ対策がなされており、冗長性も確保されている。ローカルで利用するPCやモバイル端末に比べると、ずっと安全だと言える。

日本では、クラウドよりもオンプレミスの方が安心できると考える企業も多い。クラウドサービスの拡販にあたり、そうした意識をどう変えていくのか

 二つの要素がある。まずは、ユーザー企業にクラウドサービスを試してもらうことだ。TrueImageもAcronis Backup Serviceも、ローカルにもクラウドストレージにもバックアップを保存できる。

 もう一つが販路の拡大だ。ユーザー企業に、簡単にクラウドサービスを買ってもらえるようにする。この「簡単に」とは、今まで付き合いのある、信頼できる企業から買えるようにすることを意味している。現在、多くのサービスプロバイダーや販売パートナーに、弊社の製品やサービスを販売してもらうように話を進めている最中だ。