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 トヨタ自動車は2014年9月13日および20~21日、トヨタIT開発センターと共同でハッカソン「TOYOTA HackCars Days 2014」を開催する(参加受付は終了)。トヨタ自動車本体がハッカソンの主催者となるのは今回が初。トヨタIT開発センターが用意するクルマ情報取得のためのWeb APIを使い、自動車メーカーでは思いつかないような新たなアイデアや活用方法の発掘を狙う。トヨタ自動車 e-TOYOTA部 テレマティクス事業室 主査 第1企画グループ長 松岡 秀治氏、同 主任 大角 良太氏、トヨタIT開発センター 開発・調査部 11G シニアリサーチャー 河野 進氏(写真1)に開催の経緯などを聞いた。

(聞き手は大谷 晃司=日経コンピュータ


写真1●トヨタ自動車 e-TOYOTA部 テレマティクス事業室 主査 第1企画グループ長 松岡 秀治氏(中)、同 テレマティクス事業室 主任 大角 良太氏(左)、トヨタIT開発センター 開発・調査部 11G シニアリサーチャー 河野 進氏(右)
写真1●トヨタ自動車 e-TOYOTA部 テレマティクス事業室 主査 第1企画グループ長 松岡 秀治氏(中)、同 テレマティクス事業室 主任 大角 良太氏(左)、トヨタIT開発センター 開発・調査部 11G シニアリサーチャー 河野 進氏(右)
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トヨタ自動車がハッカソンを開催する背景は。

松岡氏:我々は8月から「T-Connect」(テレマティクスサービス)を提供しています。従来の「G-Book」というブランドを一新しました。これには柱が大きく二つあります。一つは「エージェント」。音声対話を通じてお客様のドライブをサポートするサービスを提供するものです。もう一つが「Apps」。車のナビにアプリを配信し、お客様は好みのアプリをダウンロードして利用できます。

 Appsでは、実際にアプリを提供していただく企業を広く募っています。我々のナビにアプリを配信する「TOVA(Toyota Open Vehicle Architecture)」という仕組みを用意しています。7月1日に説明会を開催し、200社前後の企業に参加いただきました。このように外部の方と連携する動きの一つとして今回のハッカソンも開催します。

 ハッカソンでは企業という枠を取り払い、若い方、システムに詳しい方、車そのものが好きな方など、様々な分野の方に参加していただきます。そこでアイデアを出していただき、車の走行情報や車両情報とアプリがつながると、どういった新しい楽しみや便利さ、快適さが生まれてくるのか、といったことをいっしょに考えていきたい。我々は自動車メーカーであり、アイデアの広がりという意味では自分たちだけでは限界があります。