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 米オラクルが提供する経営管理ソフトウエア群「Hyperion」は、グローバルで1万社以上、日本国内でも1000社以上の導入実績がある。Hyperionの予算管理機能をSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)として提供する「Planning and Budgeting Cloud Service」が、日本でも始まった(関連記事)。

 米オラクルでEPM(エンタープライズ・パフォーマンス・マネジメント)やBI(ビジネス・インテリジェンス)製品の総責任者を務めるバラジ・ヤラマンチリ氏に、EPM、BI市場の動向や、日本市場にOracle Planning and Budgeting Cloud Serviceを投入した狙いについて話を聞いた。

(聞き手は鈴木 慶太=日経コンピュータ


米オラクル シニア・バイスプレジデント アナリティクス/パフォーマンスマネジメント製品開発総責任者のバラジ・ヤラマンチリ氏
米オラクル シニア・バイスプレジデント アナリティクス/パフォーマンスマネジメント製品開発総責任者のバラジ・ヤラマンチリ氏
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グローバルでのEPM、BIの市場動向を教えてほしい。

 BIとアナリティクス市場は、グローバルで年間10%ほどの伸びがある。EPM市場は、約7~8%の伸びだ。

 最近では、EPMをクラウドで利用する企業が増えてきている。数年前からCRM(顧客関係管理)やHR(ヒューマンリソース)といった分野がクラウドで利用されるようになり、それに続く形で、EPMやBIも徐々にクラウドで利用されるようになってきた。

米国では、EPMやBIにクラウドを使う企業が多いのか。

 まだそうとは言いきれないが、確実に勢いはある。情報漏洩などのリスクを懸念し、オンプレミスを選択する企業はいまだに多い。だが、クラウドでの利用は、今後急速に進むだろう。

クラウドでの利用が主流になるのはいつ頃か。

 まだ見通しは立てていない。オラクルとしては、ユーザーがオンプレミス、クラウドのどちらも選べるよう用意しておくということだ。

Planning and Budgeting Cloud Serviceを日本市場に投入した狙いは。

 より多くのユーザーにHyperionを使ってもらいたい。これまでHyperionのユーザーは大企業が中心だったが、クラウドサービスを始めたことで中小企業も利用し易くなった。現在、日本ではHyperionの予算管理機能だけをSaaSで提供しているが、今後はその他の機能も拡充していく予定だ。