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 IoT(モノのインターネット)システムを、企業が効率的に開発できるようにするためのソフトウエア部品やクラウドをまとめて提供するサービスのこと。2015年以降、提供開始の発表が相次いでいる。

 センサーや機器などからインターネット経由で大量のデータを集め、利用状況や異常の検知に役立てるIoT。企業はその活用に、ますます関心を強めています。

 そんな動きを捉えて2015年1月以降、様々なITベンダーがIoTシステムの開発を効率化するサービスの提供開始を発表しています。いずれも、IoTシステムの開発に必要となるソフトウエア部品や、データの分析や活用を促すクラウド環境を一式にして提供することから、ワンストップIoT基盤と呼ばれています。

動向:2015年以降、続々登場

 2015年1月、三菱電機が家電や産業用機器からデータを収集して分析・活用するシステムを構築できるワンストップIoT基盤サービス「DIAPLANET」を発表、同4月から提供を開始しました。M2M(マシン・ツー・マシン)の通信制御や認証セキュリティー、データの分析と連携といったIoTの基盤機能をクラウドサービスで提供します。簡単なシステムであれば、数週間で構築できるのが特徴です。

 2015年5月に入ると、PTCジャパンとNTTドコモ、日本システムウエアの3社が共同で、ワンストップIoT基盤の整備に着手すると発表しました。具体的には、NTTドコモのネットワークサービス「docomo M2Mプラットフォーム」と、日本システムウエアがPTCジャパンのIoTデータ分析・活用ソフトを用いて提供しているクラウドサービス「Toami」を連携。そのうえで、IoTシステムの開発に必要なソフトウエア部品を整え、2015年内にサービスとして提供します。

 同様に富士通も2015年5月に、センサーモジュールとデータ分析用ミドルウエアをセットにした「IoT Solution UBIQUITOUSWARE」などを発表しています。