「地元で結婚相手を見つけ、子育てをしたいというニーズは、愛媛県ではまだ根強い。東京中心のサービスでは対応できない」。こう断言するのは、えひめ結婚支援センターの能智千恵子氏。地元の企業や飲食店、ボランティアの協力を得つつ、ITシステムの整備を続けたからこそ、300組のカップルを結婚に導けたと言います。日本各地でビッグデータの活用機運が高まっていますが、東京のオフィスでPCの画面を眺めるだけでは、地方にある潜在需要を発見できない。記者にとってもITベンダーにとっても、足を使った情報収集がさらに求められそうです。(小笠原)
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