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 米Amazon.comは、小型無人飛行機(ドローン)による配送システム「Amazon Prime Air」の実用化に向けて、屋外で試験飛行が行えるよう米連邦航空局(FAA)に許可を申請している。規則制定文書へのアクセスを提供する米連邦政府の「Regulations.gov」サイトで申請書(PDF文書)が公開されたことから分かったと、複数の海外メディア(米New York Times米InfoWorld英Financial Timesなど)が報じた。

 現地時間2014年7月9日付けの申請書によると、Amazon.comは、同社研究施設などがあるシアトル近郊の屋外でドローンの試験飛行を行うための許可を求めている。米国では現在、商用目的のドローンの飛行は禁じられており、屋内か、あるいは米国外に行かなければテストは行えない。

 Amazon.comは、昨年12月にAmazon Prime Airの計画を発表。ドローンで最大5ポンド(約2.3kg)の荷物を、30分以内に購入者の玄関先に配達する。2015年の実用化を目指している(関連記事:Amazon.com、小型無人飛行機による配送システムを開発中)。

 同社は精力的にAmazon Prime Airの開発を進め、現在、第8および第9世代ドローンで機敏性や飛行時間、衝突回避センサーなどをテストしているという。約5ポンドの荷物を時速50マイル(時速約80km)以上で運べる機体の開発に取り組んでおり、ロボット研究家、科学者、航空技師、リモートセンシングの専門家、元NASA宇宙飛行士から成るチームを結成したという。