PR
写真●ヤフーの終活サービス「Yahoo!エンディング」
写真●ヤフーの終活サービス「Yahoo!エンディング」
[画像のクリックで拡大表示]

 ヤフーは2014年7月14日、人生の最期(ライフエンディング)を迎えるに当たって事前に準備をしておく、いわゆる「終活」のためのサービス「Yahoo!エンディング」を開始した(写真)。葬儀などに関するポータルサイトを運営する鎌倉新書の協力のもと、サービスを運営する。

 自身が亡くなったときのために備える「生前準備」、葬式の見積もりや手配を行う「葬儀手配」、相続税や遺言状などに関する基礎知識を学べる「相続・遺言」、霊園や墓地を探す「お墓を探す」、葬儀参列マナーや香典の書き方・包み方・渡し方などを調べられる「マナーと知識」、という五つのコンテンツを提供する。

 例えば生前準備では、生前に世話になった人などに自身が亡くなったことを通知する「メッセージ」(メッセージの内容は個別に設定可能)や、クラウドストレージ「Yahoo!ボックス」のデータを自動削除する「Yahoo!ボックスデータ削除」、死後もインターネット上にプロフィールページを残しておける「プロフィール/メモリアルスペース」などのサービスを利用できる。利用に当たっては無料のユーザー登録が必要。

 料金は、メッセージサービスが月額194円(2014年9月30日までは無料)、Yahoo!ボックスデータ削除サービスやプロフィール/メモリアルスペースサービスは無料などとなっている。その他のコンテンツについても、閲覧や相談、見積もりなどは基本的に無料で利用できる。ただし、専門家への相談サービスなどは別途費用が発生するものもある。

 ユーザーが死亡したかどうかの確認(死亡確認)は、「公的証明書(火葬許可証の写し)を基に確認する」(ヤフー)という。ただし、死亡確認の実施に当たっては、鎌倉新書を通じた葬儀プラン「生前予約プラン」(20万4000円)の予約と利用が必要となる。

 ユーザーが生前準備サービスに登録する際、生前予約プランの予約が自動的に成立し「生前予約番号」が発行される。ユーザーは、あらかじめ家族などにこの予約番号を伝えておく。ユーザーが死亡した後、遺族が生前予約番号を使って生前予約プランを手配することにより死亡確認が実施される、という流れになる。

 遺族が予約済みプランを実際に手配しなくても違約金などは発生しないが、死亡確認は実施されず、ユーザーが生前に登録していたメッセージ送信やデータ削除などの生前準備サービスも実行されない点に注意が必要だ。