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写真●左から、米ヴイエムウェアのゲルシンガー氏、ソフトバンクテレコムの宮内氏、ヴイエムウェア日本法人の三木氏
写真●左から、米ヴイエムウェアのゲルシンガー氏、ソフトバンクテレコムの宮内氏、ヴイエムウェア日本法人の三木氏
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 ヴイエムウェアは2014年7月15日、ソフトバンクテレコムおよびソフトバンク コマース&サービスと共に、IaaS(インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス)のクラウドソリューション「VMware vCloud Hybrid Service」を日本でも提供すると発表した。

 vCloud Hybrid Serviceは、オンプレミスのITインフラをパブリッククラウド環境に拡張できるソリューション(関連記事)。2013年9月に北米で開始し、これまで米国5カ所と英国2カ所の拠点を通じて提供している。日本では同日よりベータプログラムの提供を開始、10月~12月に一般提供が始まる予定だ。

 同サービスが提供されるのは、世界では3カ国目、アジアでは初となる。米ヴイエムウェア 最高経営責任者のパット・ゲルシンガー氏(写真左)は、「日本ではクラウドの優先度が世界の他の地域よりも高い。同サービスをアジアの他国に先駆けて日本で展開するのはそのためだ。サービスの提供にあたり、データを国内で保存できるようにし、日本の管理規制に合わせた最適化も実施した」としている。

 vCloud Hybrid Serviceで最初に提供するサービスは、ストレージやネットワークといった基本的なインフラ機能のほか、データ保護やディザスタリカバリ(災害復旧)サービスなど。ゲルシンガー氏によると、今後はヴイエムウェアの関連会社であるPivotalのCloud FoundryをベースとしたPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)や、DaaS(デスクトップ・アズ・ア・サービス)などの提供も予定しているという。

 日本でのvCloud Hybrid Service提供にあたり、米ヴイエムウェア、ソフトバンクテレコム、ソフトバンク コマース&サービスの3社で「ヴイエムウェアヴイクラウドサービス合同会社」を7月に設立した。出資比率の詳細は明らかにしていないが、米ヴイエムウェアが大半を出資し、ヴイエムウェア 代表取締役社長の三木泰雄氏(写真右)が新会社の代表を務めている。新会社は、vCloud Hybrid Serviceのサービス提供とパートナーへの技術サポートなどを行う。vCloud Hybrid Serviceの販売はソフトバンクテレコムおよびそのパートナー、ヴイエムウェアのパートナーを通じて行うという。

 会見には、ソフトバンクテレコム 代表取締役副社長 兼 COOで、ソフトバンク コマース&サービス 代表取締役会長を務める宮内謙氏(写真中央)も登場。vCloud Hybrid Serviceについて、「Amazon Web Services(AWS)にも匹敵するような低価格となる予定で、対応するアプリケーションはAWSよりはるかに多い。真のIT化を推進するにあたって、vCloud Hybrid Serviceは不可欠なサービスとなる」と述べた。