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写真●米Violin Memoryでグローバルフィールドオペレーションズ担当上級副社長を務めるTom Mitchell(トム・ミシェル)氏
写真●米Violin Memoryでグローバルフィールドオペレーションズ担当上級副社長を務めるTom Mitchell(トム・ミシェル)氏

 ヴァイオリン・メモリーは2014年7月16日、都内で発表会を開き、同社がラインアップしているオールフラッシュストレージ製品群について概要を説明した(写真)。いずれも国内で販売を開始しているが、主力製品「Violin 6000シリーズ」以外の3製品について広くアナウンスするのは今回が初めて。製品群の開発会社は米Violin Memory。

 同社の主力製品であるViolin 6000シリーズは、専用のフラッシュモジュールを搭載したオールフラッシュ型の外付けストレージ装置(関連記事:東芝ソリューション、PCIe/FC接続の大容量半導体ストレージを販売開始)。サーバー機とは、FC(Fibre Channel)やiSCSIなどのSAN接続、Infiniband接続、またはPCI Expressバス直結(延長ケーブル経由)で接続して使う。

 発表会ではViolin 6000以外の製品ラインとして、(1)V6000の前段に配置してストレージ管理機能を付与するヘッド「Concerto」、(2)Windows Server 2012を搭載した高速ファイルサーバー「Windows Flash Array Series」、(3)DRAMとフラッシュメモリーを使った読み込みキャッシュ装置「Maestro Appliance」――の3製品を販売していることをアナウンスした。

 (1)のConcertoは、国内でも2014年6月25日に発表/出荷したばかりの新製品。ヘッドであるConcertoに、最大で4台のV6000を接続できる。これにより、V6000単体では利用できないがエンタープライズ用のストレージに必要な機能群を追加できる。例えば、スナップショット、同期/非同期レプリケーション、データ暗号化、シンプロビジョニングなどが使えるようになる。商材としては、Concerto単体に加えて、ConcertoとV6000をセットにしたパッケージ「Concerto 7000 All Flash Array」を販売する。4台のV6000で構成する最大容量は、280Tバイト。

 (2)のWindows Flash Array Seriesは、Windows Server 2012を搭載したPCサーバーをオールフラッシュストレージのきょう体に組み込んだ製品。高速なCIFS/NFSファイルサーバーとして利用できる。OS層の処理をバイパスしてサーバー間の通信遅延時間を短縮するRDMA(Remote Direct Memory Access)規格に準拠したNICを搭載しており、Windows Server 2012が搭載しているRDMA対応のファイル共有プロトコルであるSMB 3.0(SMB Direct)を使って高速にアクセスできるようにしている。

 (3)のMaestro Applianceは、ストレージへのアクセスを高速化するキャッシュ装置。ストレージ装置の前段にインラインで配置することで、リードキャッシュとして機能する。書き込みI/Oはスルーしてストレージにそのまま引き渡す。データのキャッシュ領域として、内蔵するDRAM(メモリー)やSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)を利用する。外付けのV6000をキャッシュ領域として使うこともできる。