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写真1●VIPRION C2200シャーシの外観
写真1●VIPRION C2200シャーシの外観
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写真2●VIPRION B2250ブレードの外観
写真2●VIPRION B2250ブレードの外観
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 F5ネットワークスジャパンは2014年7月15日、シャーシ型の形状で拡張性を高めたハイエンド負荷分散装置「VIPRION」の下位モデルとなる新製品「VIPRION C2200シャーシ」(写真1)を発表した。2014年5月に出荷を開始している。拡張スロット数は、既存の下位モデル「C2400シャーシ」(4スロット、170万円)の半分となる2スロットとなる。価格(税別)は、C2200シャーシが128万円。最大で2枚まで搭載可能な専用ブレードの価格は、下位の「B2150」の場合に1枚当たり1105万円。開発会社は、米F5 Networks。

 VIPRIONは、ブレードの増設によって処理性能をスケールアップできる、シャーシ型の負荷分散装置である(関連記事:F5、毎秒1億超のHTTPを処理するハイエンド負荷分散装置「VIPRION 4800」)。複数ブレードにまたがったCPUの全コアを、論理的に1台(一つのIPアドレスを持つ1台の負荷分散装置)として扱える。それぞれのCPUコアはメインメモリーを共有しないシェアードナッシングの形態で動作する。また、専用のサーバー仮想化ソフト「vCMP」を併用することで、CPUコア単位でリソースを分割し、それぞれ独立した負荷分散装置として運用することもできる。

 VIPRIONには、搭載できるブレードの種類と枚数に応じて、全4モデルがある。(1)「C4800シャーシ」は高さ16Uで、B4000シリーズブレード×8スロットを搭載。(2)「C4480シャーシ」は高さ7Uで、B4000シリーズブレード×4スロットを搭載。(3)「C2400シャーシ」は高さ4Uで、B2000シリーズブレード×4スロットを搭載。(4)「C2200シャーシ」は高さ2Uで、B2000シリーズブレード×2スロットを搭載する。

 今回発表したC2200シャーシは、これまでの最下位モデルであるC2400シャーシと同様に、B2000シリーズブレードを搭載する。C2400シャーシが最大で4枚のブレードを搭載するのに対して、C2200シャーシでは最大2枚のブレードを搭載する。つまり、C2200はC2400の拡張性(性能)をちょうど半分とした最下位モデルとなる。

 C2200シャーシに搭載できるB2000シリーズブレードには、性能に応じて2種類のモデルがある。1枚当たりの性能は以下の通り。上位の「B2250」(10コア、写真2)は、レイヤー4スループットが80Gビット/秒、レイヤー7スループットが80Gビット/秒、SSLスループットが36Gビット/秒。下位の「B2150」(8コア)は、レイヤー4スループットが40Gビット/秒、レイヤー7スループットが18Gビット/秒、SSLスループットが9Gビット/秒。