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写真●Dell Wyse Xenith 3の外観
写真●Dell Wyse Xenith 3の外観
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 デルは2014年7月16日、OS(ソフトウエア)を搭載しないシンクライアント端末である“ゼロクライアント”の新機種「Dell Wyse Xenith 3」(写真)を発表した。2014年8月下旬に販売開始する。米Citrix SystemsのVDI(デスクトップ仮想化)製品に特化したゼロクライアントとしては3世代めに当たる。価格はオープンだが、実売価格は約3万円代後半から4万円台。

 Dell Wyse Xenith 3は、米Citrix Systems製品向けゼロクライアントの後継モデルである(関連記事:ワイズテクノロジー、Citrix用ゼロクライアントにSoC採用の新機種)。ゼロクライアントとは、汎用OS(Windows/Linux)やシンクライアント専用OSを使うことなく、シンクライアントに必要な機能を専用のハードウエア機構やファームウエアで実現したシンクライアントのこと。特徴は、ソフトウエアのアップデートが不要なことや数秒で起動できることなどである。

 同社のゼロクライアントには、利用可能な画面情報端末プロトコルの種類に応じて、米Citrix Systems製品向け(ICA/Citrix HDX)の「Wyse Xenith」と、米VMware製品向け(PCoIP)の「Wyse P」の2種類がある。今回発表したWyse Xenith 3は、米Citrix Systems製品向けのWyse Xenithファミリーの第3世代に当たる。

 第2世代の従来機種(Wyse Xenith 2)と比べて、パフォーマンスを向上させた。CPUはいずれもARMプロセッサベースのSoC(System-on-a-chip)だが、シングルコアのMarvell ARMADA PXA 510(1.0GHz)からデュアルコアのMarvell ARMADA PXA2128(1.2GHz)に変更した。さらに、メモリー容量も1Gバイトから2Gバイトに増やしたほか、新たにフラッシュメモリー(4Gバイト)を追加した。

 なお、Wyse Xenith 2の上位機種でx86系CPUを搭載する「Wyse Xenith Pro 2」は、今後もWyse Xenith 3の上位機種として併売する(関連記事:ワイズテクノロジー、Citrix用ゼロクライアントにデュアルコアの上位機種)。