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写真●「Thread Group」のWebサイト
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 韓国Samsung Electronicsや米Google傘下のNest Labsなど技術企業7社は現地時間2014年7月16日、「モノのインターネット(IoT:Internet of Things)」の時代に向けた新たな無線ネットワークプロトコル「Thread」の導入促進を目指す団体「Thread Group」の結成を発表した。

 現在、無線通信規格「IEEE 802.15.4」をベースにしたさまざまな製品が利用可能になっているが、「IoTを実現するには相互操作性の不備、IPv6非対応、高い電力消費量、ハブ&スポーク型モデルなど、それぞれ問題がある」とThread Groupは指摘する。これに対しThreadでは、簡単かつ安全に250台以上のデバイスを低消費電力の無線メッシュネットワークに接続し、各デバイスからインターネットやクラウドにアクセスできるとしている。

 Threadは802.15.4やIPv6通信規格「6LoWPAN」などをベースにしたネットワークプロトコルで、家庭内で使用するサーモスタット、照明システム、警報機といった電池式デバイスを主な対象としている。既存の主要なアプリケーションプロトコルやIoTプラットフォームをThread上で稼働できるという。

 Thread GroupにはSamsungとNestのほか、英ARM、米Big Ass Fans、米Freescale Semiconductor、米Silicon Laboratories(Silicon Labs)、米Yale Securityが創設メンバーとして参加している。

 IoT関連の団体としては、米Intelが米Broadcom、米Dell、Samsungらとともに7月に結成した「Open Interconnect Consortium(OIC)」(関連記事:IntelやSamsungら、IoT関連のコンソーシアムを設立)や、米Qualcommが中心となって昨年12月に立ち上げた「AllSeen Alliance」などがある。AllSeen Allianceには米Microsoft、パナソニック、シャープ、中国Haier(海爾)、韓国LG Electronicsも加わっている。

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