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 ベネッセホールディングスは2014年7月17日、システム開発・運用を手がけるグループ会社シンフォームの業務委託先の元社員が不正競争防止法違反の容疑で逮捕されたことを受け、緊急会見を開いた(関連記事:ベネッセ顧客情報漏洩、DB管理の技術者を逮捕)。

 会見の冒頭、ベネッセホールディングスの原田泳幸代表取締役会長兼社長は「皆様に多大なご心配・ご迷惑をおかけしたことを改めて深くお詫び申し上げる。大切なお子様の情報を流出させたことを真摯に受け止め、信頼回復に努める」と、再度謝罪した(写真)。

写真●会見で謝罪するベネッセホールディングスの原田泳幸代表取締役会長兼社長(右) 写真:新関 雅士
写真●会見で謝罪するベネッセホールディングスの原田泳幸代表取締役会長兼社長(右) 写真:新関 雅士

 会見では、新たに二つの対応を取ることを発表した。一つは、今回の漏洩事件の対応を含む、顧客対応専門組織「お客様本部」の設立。もう一つは今回の事件のお詫び対応として200億円の原資を準備することだ。

 お客様本部では、顧客が直接情報提供した覚えのない会社からのダイレクトメールや電話などを受けた場合、該当企業に対して不正に取得した名簿の利用停止などを呼びかける。このほか、第三者がベネッセの顧客情報を不正入手した情報を得た場合に、ベネッセが取り得る範囲で、入手ルートを解明する。