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 富士ソフトは2014年8月25日、Windows Server 2003で稼働している業務サーバーをWindows Server 2008/2012に移行し、これを仮想サーバーイメージに変換して提供するサービス「らくらくアップグレード for Windows Server 2003」を発表、同日提供を開始した。移行を自動化するツールによって、最短2日で移行できるとしている。価格(税別)は、サーバー1台当たり60万円から。販売目標は2016年3月までに500社。

写真●らくらくアップグレード for Windows Server 2003の概要(出典:富士ソフト)
写真●らくらくアップグレード for Windows Server 2003の概要(出典:富士ソフト)
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 業務サーバーをWindows Server 2003からWindows Server 2008/2012に移行するサービスである。最大の特徴は、通常であれば数週間から1カ月程度はかかる移行作業を「最短で2日に短縮する」(同社)こと。OSの入れ替え、設定情報の引き継ぎ、ミドルウエアの移行など、移行に必要な各種の作業をツールで自動化する。OSとアプリケーションの互換性問題もツールが解決するので、アプリケーションの改修も不要としている。

 同サービスを申し込むと、富士ソフトから「らくらくサーバーキット」が送られてくる。これには、移行ツールを収容したハードディスク、富士ソフトがリモートで接続して仮想サーバーイメージへの変換作業を実施する変換用パソコン、富士ソフトがリモートで接続するために必要な無線LAN機器、---が含まれる。これらを使うことで、3ステップで移行が完了するという。移行に当たって、アプリケーションデータを含んだハードディスクを社外に持ち出す必要はない。

 具体的な移行方法はこうだ。(1)まず、移行元の業務サーバーに、移行ツールを収容したハードディスクを接続し、ツールを実行する。これにより、ハードディスク上に必要なデータをコピーする。(2)次に、得られたハードディスクを変換用パソコンに接続し、富士ソフトに連絡する。連絡を受けた富士ソフトは、ユーザーの変換用パソコンをリモートで操作し、移行先となる仮想サーバーイメージを作成する。(3)富士ソフトから作業完了の連絡を受けて、変換結果を確認する。

 サービスのアウトプットとして、移行先の仮想サーバーイメージファイルを得られる。このため、オンプレミスの仮想サーバー環境やオンラインのIaaSサービスなど、任意のクラウド環境で動作させることができる。