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 米Appleがまもなく発表すると見られている腕時計型ウエアラブル端末(通称「iWatch」)に、NFC(近距離無線通信)機能が搭載される予定だと、米Wall Street Journalが関係者から得た情報として現地時間2014年9月4日に報じた。

 AppleはiWatchでNFCベースのモバイル決済を可能にするつもりだと、Wall Street Journalは見ている。iWatchにモバイル決済機能が搭載されれば、ユーザーは読み取り器にiWatchをかざすだけで、「iTunes」に登録してあるクレジットカード情報を用いて手軽に商品やサービスを購入できる。

 米国ではNFCモバイル決済の普及はあまり進んでいない。消費者はクレジットカードを使うより便利だと感じず、対応システムを導入する店舗が少ないためだ。しかしAppleの参入により、普及が進むことが期待される。

 また、Appleが9月9日に開催するイベントで発表が確実視されている新世代の「iPhone」(通称「iPhone 6」)も、NFC機能を搭載すると伝えられている(関連記事:Apple、iPhone 6にNFCモバイル決済機能を搭載か)。iWatchはNFCを通じたiPhoneとの手軽な接続のほか、次期モバイルプラットフォーム「iOS 8」に搭載される家電製品を管理および制御する「HomeKit」との連携も考えられる。

 iWatchの仕様に関しては、曲面OLEDディスプレイの採用、健康およびフィットネス関連センサー内蔵、2種類のサイズ展開などが噂され、価格は400ドル程度と伝えられている(関連記事:Appleのウエアラブル端末「iWatch」の価格は400ドル?)。9月9日にiPhone 6とともに発表されるとの予測もあるが(関連記事:Apple、9月9日のイベントで「iPhone 6」に加え「iWatch」も発表か)、発売は2015年にずれ込むと見る向きが多い。