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写真●FUJITSU Handheld Terminal Patio100の外観
写真●FUJITSU Handheld Terminal Patio100の外観
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 富士通フロンテックは2014年9月8日、店舗などにおけるデータ入出力に適した小型コンピュータであるハンディターミナルのライアップを拡充し、同社のハンディターミナルとしては初めてAndroid端末をベースにしたモデル「FUJITSU Handheld Terminal Patio100」(写真)を発表した。2014年11月下旬から順次出荷する。1台で購入する場合の実売価格(税別)は、10万~12万円程度。販売目標は、今後3年間で3万台。

 Patio100は、スキャナー一体型のハンディターミナルである。本体上部に設けたスキャナーを使って、バーコードや2次元コードを効率よく読み取ることができる。実態はスキャナー一体型のAndroid端末(CPUはARM系)であり、任意のAndroidアプリケーションが動作する。標準でWebブラウザーなどが動作するほか、必要に応じてアプリケーションを開発して使うことができる。

 通信機能は、11月下旬に出荷する標準モデルの場合、無線LANとBluetooth。このほかに、携帯電話のSIM(3Gデータ通信、音声)を搭載できるモデルの出荷を予定している。12月下旬にソフトバンクモバイル用、2015年4月下旬にNTTドコモ用のモデルを提供する予定である。これにより、IP電話だけでなく携帯電話網を用いた通話ができるようになる。さらに、無線LANが使えない場所でも通信できる。

 ハードウエアの主な概要は以下の通り。ディスプレイの大きさは5型で、解像度は1280×720ドット。本体上部にスキャナーを内蔵しており、スキャナーのための物理キーも2個搭載する。外部インタフェースはUSB 2.0(microUSBコネクター)×1。内蔵カメラは背面がLEDライトとオートフォーカス機能が付いた800万画素、前面が130万画素。環境条件は摂氏マイナス10度~プラス50度。耐環境性は、防塵・防滴がIP65(粉塵が中に入らない、あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない)、耐落下が1.2メートル。外形寸法は幅78×高さ152×厚さ17ミリメートルで、重さは約260グラム。