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 京セラ丸善システムインテグレーション(KMSI)は2014年9月9日、業務現場のエンドユーザー向けのBI(ビジネスインテリジェンス)ソフトの新版「Yellowfin Ver.7.1」を発表、同日提供を開始した。新版では、地理情報システム(GIS)として使うための機能を強化したほか、データを可視化する際のビジュアル表現を強化した。開発会社はオーストラリアのYellowfin International。

 Yellowfinは、現場の業務担当者が日々の業績を意思決定に活用する用途に利用できる、オペレーショナルBIソフトである(関連記事:KMSI、現場向けBIソフト「Yellowfin」新版でSNSタイムラインを追加)。誰でも簡単に使えるように、画面の操作性に注力している。RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)から生の業務データを抽出し、これをWebブラウザーや専用アプリケーション(Android/iOS)のGUI操作だけで対話型で分析できるようにしている。

 データ分析ノウハウを必要とせず、抽出したいデータをドラッグ&ドロップするだけで、分析レポートが完成する。レポート画面は対話型の操作が可能で、グラフや数値をクリックすれば分析の粒度をドリルダウンできる。さらに、レポートを複数ユーザーで共有したり、レポートを貼り付けたパワーポイント風のプレゼン資料を作成して公開できる。

GISデータを標準搭載、データのビジュアル表現も拡充

 新版では、GIS機能を強化した(写真1)。具体的には、地理データ(英語版)を標準でバンドルするとともに、背景地図データを収録した。地理データには、地理座標のほかに、人口調査データ、平均年齢データ、世帯データなどのデータが含まれる。まずは英語版の地理データをバンドルしたが、2014年10月末には日本語版を提供する予定。これに対して従来は、GISとして使う場合は、地理データや背景地図データ(Google Mapsなど)を別途自前で用意する必要があった。

写真1●Yellowfin Ver.7.1の画面(地理情報を利用したサンプルレポート)
写真1●Yellowfin Ver.7.1の画面(地理情報を利用したサンプルレポート)
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 新版ではまた、データを可視化する際に利用するビジュアル表現を強化した。まず、選択したデータに最適なグラフタイプをYellowfinが自動的に選ぶ「おまかせグラフ」機能において、カラーオプションや16の新しいグラフを追加した。さらに、情報/データ/知識を視覚的に表現した「インフォグラフィック」を強化した(写真2)。これにより、情報を素早く簡単に表現したい場面で、より使いやすくなったとしている。

写真2●Yellowfin Ver.7.1の画面(数値グラフを使ったインフォグラフィックの例)
写真2●Yellowfin Ver.7.1の画面(数値グラフを使ったインフォグラフィックの例)
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