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 日本IBMは2014年9月11日、x86サーバーの新製品「System x M5」シリーズを発表した。米インテルが9月9日に発表した新プロセッサー、Xeon E5-2600 v3シリーズを採用。タワー型、ブレード型、高密度サーバーなど形態の異なる複数のモデルを用意した。 価格は1Uサイズの「System x3550 M5」の最小構成が40万円(税別)から。2014年第4四半期から順次出荷する。

 System x M5のラインアップは2Uサイズの「System x3650 M5」(写真1)、1Uの「System x3550 M5」、1Uハーフサイズの高密度型「NeXtScale nx360 M5」、計算ノード「Flex System x240 M5」。水冷対応の「水冷式 NeXtScale System」、5Uサイズの「System x3500 M5」もある。

写真1●2UサイズのSystem x3650 M5
写真1●2UサイズのSystem x3650 M5
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 IBMが新製品の大きな特徴として挙げるのがセキュリティの強化だ。従来製品は、他社製品だとオプションになっていることもある「TPM(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)」を標準で搭載し、署名されたファームウエアのみアップデート/実行可能にするなど、ファームウエアの改ざんによる不正利用を防ぐ仕組みを設けていた。

 新しいM5シリーズでは、改ざんや不正利用の対策をさらに強化した。TPMは、ハードウエアの初期設定などを行うUEFI(ユニファイド・エクステンシブル・ファームウエア・インタフェース)用と管理コントローラー用にそれぞれ1個ずつ、計2個を搭載。管理コントローラーへの不正な干渉を起こりにくくした。TPMのバージョンも従来までの1.2から、新しい2.0に切り替えて強化した。万が一、不正なファームウエアに書き換えられた場合でも「セキュア・ファームウェア・ロールバック」により、安全が確認できている署名済みファームウエアに書き戻せるようにした。

 また、自動暗号化ドライブやセキュリティの鍵を一元管理するソフトウエア「Seculity Key Lifecycle Manager」をオプションとして提供する。同ソフトでは、KMIP(キー・マネジメント・インターオペラビリティ・プロトコル)を利用して、暗号鍵を管理する。