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 2014年9月13日に東京・代官山で一般公開が始まった音楽、インターネット、スタートアップ(新興企業)の業界横断イベント「ザ・ビッグ・パレード」は最終日の15日、「コミュニティ×テクノロジー=エンタテインメント」と題したパネルディスカッションを開催した。登壇したのは、口コミ情報サイト「Yelp」を運営するイェルプジャパン代表取締役の高田智之氏、ハイヤー配車アプリ「Uber」を運営するUber Japan執行役員社長の髙橋正巳氏、ダンスミュージック専門インターネットラジオ局「block.fm」の代表でm-floのメンバーでもある☆Taku Takahashi氏の3名(写真1)。

写真1● 「ザ・ビッグ・パレード」でコミュニティ形成の重要性を訴えたYelp、Uber、block.fmの三社
写真1● 「ザ・ビッグ・パレード」でコミュニティ形成の重要性を訴えたYelp、Uber、block.fmの三社
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 米カリフォルニア州サンフランシスコ市を拠点にグローバルに展開しているYelpやUberなどのインターネットサービスと、DJとダンスミュージックファンをつなげるblock.fmという異色の組み合わせのディスカッションだったが、3者ともにコミュニティ形成が事業の中核という点で一致。「コミュニティマネージャー」の存在が事業の活性化を促すと主張した。

 イェルプジャパンの高田氏はYelpの事業展開とコミュニティ形成は密接に関係していると説明。同サービスが2004年に米サンフランシスコで開始された際、「競合他社が1年以内に米国全土にエリアを広げた一方で、Yelpはサンフランシスコ市内で最も便利なサービスになることに注力した」(高田氏)。その後、順次エリアを広げていったことが現在の成功に結びついているとした。

 Yelpの事業の中核を担うのが「コミュニティマネージャーの存在」(高田氏)だ。Yelpは現在、28カ国120都市に広がっているが、全ての都市に1人ずつコミュニティマネージャーを雇用。Yelpのファン同士をつなぐイベントを開催したり、新しく出来たスポットを見つけて紹介したりする地道な活動を展開しているという(写真2)。

写真2● Yelpは頻繁にファン同士をつなぐイベントを開催している
写真2● Yelpは頻繁にファン同士をつなぐイベントを開催している
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