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写真●Watson Analyticsの画面例
写真●Watson Analyticsの画面例
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 米IBMは現地時間2014年9月16日、人工知能コンピュータ「Watson」を活用した分析サービス「Watson Analytics」を発表した。現在、ごく一部のユーザーのみが強力なデータ分析ツールを意思決定のために役立てているが、こうした高度な予測分析をより多くのビジネスユーザーが手軽に利用できるようにするとしている。

 Watsonは、IBMが「コグニティブ(認知)コンピューティング」と呼ぶビッグデータ解析システムの代表的技術で、2011年にテレビのクイズ番組「Jeopardy」に出演し、人間と対戦したことでも知られている。同社は今年1月に、Watsonを中核とした事業「Watson Group」を新設し、クラウドを介したWatson活用の促進に取り組んでいる(関連記事:IBM、人工知能「Watson」の新事業を設立)。

 Watson Analyticsは、デスクトップおよびモバイルデバイスで利用可能な各種のセルフサービス分析機能を提供する。クラウド能力を活用し、データの取得、データの整理および詳細化、洞察の獲得、結果予測、視覚化やレポート作成、コラボレーションを支援する。

 また自然言語処理技術により、ユーザーは普段仕事に使うのと同様の言葉で必要なデータ解析を要求および入手できる。

 Watson Analyticsは、30日以内にベータテスター向けに一部機能を利用可能にする。基本機能を無償とするフリーミアム方式のほか、有料のパッケージも用意し、年内に提供を開始する予定。

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