PR

 富士通ビー・エス・シーは2014年9月17日、情報漏洩対策を目的としたデバイス制御ソフト「FENCE-G」(写真)の新版(V8)を発表した。10月1日に出荷する。新版では、スマートフォンに情報をコピーして持ち出せないように、MTP(Media Transfer Protocol)方式で接続したデバイスも制御できるようにした。価格(税込み)は1アカウント6480円。販売目標は1年間で10万アカウント。

写真●FENCE-Gの概要(出典:富士通ビー・エス・シー)
写真●FENCE-Gの概要(出典:富士通ビー・エス・シー)
[画像のクリックで拡大表示]

 FENCE-Gは、情報の流出経路となる外部デバイス(USBメモリー、CD/DVDなど)、パソコンから参照可能なネットワーク上の共有フォルダー、プリンターへの印刷――をそれぞれ制御できるセキュリティソフト。ユーザー権限に応じて、それぞれの経路ごとにアクセスの可否を設定できる。例えば、社員に対してUSBメモリーを読み取り専用にするといった運用ができる。

 今回の新版では、外部デバイスの制御機能を強化し、MTP形式で接続したスマートフォンも制御できるようにした。従来版の場合、USBメモリーと同じ大容量ストレージ(Mass Storage Class)形式で接続していた場合は制御できていたが、MTP形式で接続していた場合は制御できていなかった。今回これを改めたことで、MTP接続したスマートフォンに情報を書き込めないように制御できるようになった(関連記事:ベネッセ事件容疑者はなぜスマホでデータを持ち出せたか、IT部門は設定の再点検を)。

 新版ではまた、個々のデバイスの違いを認識し、個々のデバイスごとにセキュリティポリシーを使い分けられるようにした。これにより、会社支給のスマートフォンには使用を許可し、私物には使用させないなど、同一種類のデバイスでも個別デバイスごとに使用可否を制御できるようにした。

 FENCE-Gの稼働OSは、Windows XP/Vista/7/8/8.1。アクセス権限は、Windowsログオンアカウントに応じて自動的に切り替える。オプションにより、Active Directoryとの連携も可能。ソフトウエアの展開時には、インストール時にシリアル番号やインストール先フォルダーの入力などの各種設定を必要としないサイレントインストール化が可能。インストーラーを任意のサーバーに配置し、各利用者が実行することで簡単に導入できる。