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 米Appleの新型スマートフォン「iPhone 6」シリーズが中国で2つの認可を取得したと、新華社通信のニュースサイト「Xinhuanet(新華網)」が現地時間2014年9月18日に伝えた。

 中国工業情報省(Ministry of Industry and Information Technology)の報告によると、iPhone 6シリーズの世界仕様モデル「A1586」「A1524」と、China Mobile(中国移動)の4G仕様モデル「A1589」「A1593」が、「中国強制製品認証(CCC: China Compulsory Certification)」を取得した。これは同国の輸出入製品に対する認証制度で、欧州の製品基準適合証であるCEマークと同様の仕組みだと新華網は伝えている。このほかiPhone 6は電波利用の免許も取得しており、あとはネットワークアクセスの認可が得られれば、同国での発売が可能になるという。

 Appleは9月19日に、米国や日本を含む世界10カ国/地域でiPhone 6シリーズを発売するが、この当初発売国のリストに中国本土は入っていない。同社は「iPhone 5s」と「同5c」を発売した際に初めて中国本土を当初発売国に加えたが、今回はそうしなかった。Appleはその理由を明らかにしていないが、中国当局の許可が得られなかったことが原因と見られている。

 中国はAppleの全売上高の16%を占める重要な市場。この先、発売にめどが立たない状況が続けば、Appleの業績に影響が及ぶと指摘されていた(関連記事:「iPhone 6」の中国発売に遅れ、長引けば業績に大きな影響)。

 だが今回の中国工業情報省の報告で、大きな障壁が取り除かれ、発売まであと一歩という状態になったと、海外メディア(Computerworldなど)は伝えている。