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 日立システムズは2014年9月19日、無線LANコントローラー機能をクラウドサービス型で提供する無線LANシステム「クラウドWi-Fiサービス」()を発表、同日提供を開始した。クラウドサービスとアクセスポイントを販売するとともに、これらを店舗などに導入するSI(システム構築)サービスを提供する。

図●クラウドWi-Fiサービスの概要(出典:日立システムズ)
図●クラウドWi-Fiサービスの概要(出典:日立システムズ)

 クラウドWi-Fiサービスは、無線LANアクセスポイントの管理機能をクラウド型で提供することによって、無線LANの導入と運用を容易にした無線LANシステムである。遠隔地にある複数の店舗に無線LANを導入するケースなどに向く。管理機能によって、アクセスポイントの導入時には、クラウドから設定情報を自動的に取り込むことができる。運用時には、管理ポータルを介して設定内容を一元的に管理できるほか、アクセスポイントの稼働状況や障害情報を参照できる。

 アクセスポイントとクラウドサービスとして、シスコシステムズの「MerakiクラウドWi-Fi」を利用する(関連記事:コントローラをクラウド化した無線LANが日本上陸、無料MDMも提供)。日立システムズは今回、MerakiクラウドWi-Fi(アクセスポイントおよびクラウドサービス)の販売と、これにともなう導入サービスに「クラウドWi-Fiサービス」の名称を付けて提供開始した形である。

 価格(税別)は、アクセスポイントの費用やクラウドサービスの費用を含まない純粋なシステム構築費用が、30万円から。内訳としては、インターネット接続環境があることを前提としたネットワーク設計、パラメーターシートの作成、管理コントローラー(クラウド提供)の設定、アクセスポイントの出荷までを実施する。別途、要望に応じて、アクセスポイントを設置する場所の電波状況の調査、現地へのアクセスポイントの取り付けや配線工事なども請け負う。

 なお、アクセスポイントとクラウドサービスの販売価格は以下の通り。アクセスポイントは屋内向け3モデルと屋外向け1モデルを用意した。屋内向けは、帯域300Mビット/秒の「MR12」が5万9900円(保守料は年額6000円)、帯域600Mビット/秒の「MR16」が9万7200円(保守料は年額1万500円)、帯域900Mビット/秒の「MR24」が18万円(保守料は年額1万8000円)。クラウドサービスは、1年間で2万2800円、3年間で4万6800円、5年間で7万2000円。

 なお、アクセスポイントのインターネット接続は有線イーサネットで、電源はPoEまたはACアダプター経由で供給する。