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 米Appleが販売を開始した新型スマートフォンは、画面サイズが大きい「iPhone 6 Plus」の方が「iPhone 6」よりも売れているとのアナリストの推計を、複数の米メディア(Business InsiderBloombergFortuneなど)が現地時間2014年9月20日までに報じた。

 Apple製品の市場動向に詳しい米Piper JaffrayのアナリストGene Munster氏が、米ニューヨークとミネアポリスの店舗に19日に並んだ顧客386人にアンケート調査を行ったところ、57%がiPhone 6 Plusの購入意向を持っていたことが分かった。Munster氏は、両モデルの比率は当初半々で、次第にiPhone 6の比率が高まると予想していたという。

 またiPhone 6シリーズの購入者は昨年のiPhone 5sと比較し、より大容量のストレージを求める傾向にあるという。同氏の調査によると、iPhone 6あるいはiPhone 6 Plusの購入者で、16Gバイトモデルの購入を考えていた人は22%。これに対し64Gバイトは52%と半数超を占め、128Gバイトも26%いた。

 昨年、iPhone 5sの購入者に対して行った同様の調査では、16Gバイトが35%で、32Gバイトの39%に近い数字だった。また64Gバイトの購入希望者は25%だった。

 画面サイズのより大きな端末や、より大きなストレージを求めるこうした消費者の動向は、粗利益の上昇につながるとMunster氏は指摘している。これにより、今年10~12月期におけるiPhoneの売上高はアナリストの従来予測の平均値より9%上昇し、利益もほぼ12%上昇すると、同氏は予測している。

 なおFortuneによると、9月19日にApple Storeのニューヨーク五番街店に並んだ人の数は1880人で、昨年より33%多かった。Munster氏や、米BTIGのアナリストWalter Piecyk氏は、今年はアジア人の顧客が多く見受けられたと指摘している。

 今年は昨年と異なり、新モデルの初回販売国に中国が含まれていない。このことが中国富裕層の購買意欲をいっそう高め、同国におけるグレーマーケットの拡大に拍車をかけていると、Fortuneは伝えている。