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写真1●NEC、SI・サービス事業本部兼ソフトウエア技術統括本部、シニアエキスパートの小林茂憲氏
写真1●NEC、SI・サービス事業本部兼ソフトウエア技術統括本部、シニアエキスパートの小林茂憲氏
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 NECは2014年9月25日、上流工程から下流工程までカバーするSIベンダー向けの統合開発環境の新版「SystemDirector Enterprise V8.3(SDE V8.3)」を発表、同日販売を開始した(写真1)。10月30日から出荷する。新版では、Java言語によるWebアプリケーション開発の画面プロトタイプ開発機能を強化した。実際に遷移する画面群を自動生成し、これを用いてユーザーとの間でレビューを行い、画面要件を定義できるようにした。これにより、画面要件の仕様変更に伴う手戻り作業を削減できるようになった。価格(税別)は50万円から。

 SDEは、SIベンダー向けの統合開発環境である。上流工程から下流工程までをカバーする。開発ツールやフレームワーク(ソフトウエア開発/実行部品)などの開発環境を一式提供するほか、標準化されたプロセスで開発するための手順書やドキュメント、技術サポートなどを含めて、システム開発基盤として体系化している。元々はSIベンダーであるNECが自社で受託開発に利用するために作成したソフトであり、2006年3月から外販を開始した。現在までに1000件以上の開発案件で使われているという。

 今回の新版では、JavaによるWebアプリケーション画面のプロトタイピング開発機能を強化し、画面遷移などが実際に動作する形でユーザーに対して画面操作イメージをレビューできるようにした(写真2)。ユーザーは、業務ロジックを開発/実装する前段階で、実際の画面を操作して改善点などの要求を伝えることができるようになる。後工程に入ってから画面の仕様変更が発生しにくくなるので、手戻り作業が減る。

写真2●SystemDirector Enterprise V8.3の概要(出典:NEC)
写真2●SystemDirector Enterprise V8.3の概要(出典:NEC)
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