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 Skeedは2014年9月30日、遠距離でも高速にファイルをやり取りできるようにしたWeb型のファイル受け渡しサーバーソフト「SilverBullet for File Messenger」を強化したと発表した。強化点として、アップロードファイルを一時保管領域ではなくストレージ上に保存できる「ダイレクトレシーブ」機能を追加した。さらに、Webブラウザー上での対話型操作だけでなく、運用管理ソフトなどからバッチ処理でファイル送信処理を実施できるように、Web(REST) APIの「外部連携API」を公開した。

 前提となるSilver Bullet for File Messengerとは、送信者と受信者との間でファイルを受け渡すためのWeb型ソフトである(関連記事:UDPベースの遠距離ファイル転送ソフトが負荷分散クラスター構成に)。送信者がWebブラウザーでファイルをアップロードすると、受信者に対してダウンロード用のURLがメールで通知される仕組み。ファイルの有効期限なども指定できる。

 最大の特徴は、ファイル転送プロトコルとして、遅延時間が大きい遠距離でも高速にファイルを転送できる独自プロトコル「SSBP」(Skeed Silver Bullet Protocol)を利用すること。SSBPは送達確認(ACK)のないUDPベースで作られており、独自に判断したペースでパケットを送信する。必要以上に転送性能を抑えず、輻そうを起こさない程度に転送レートを自動調整する仕組み。WebブラウザーからSSBPを使えるように、SSBPクライアント機能をJava Web Start型で実装している。

ストレージ上にあるファイルを指定して配信可能

 Silver Bullet for File Messengerは、2012年5月に初版の提供を開始してから、2回にわたって機能を強化してきた。

 2013年2月には、オプション「ダイレクトサーブ機能」(関連記事その1)を用意し、ダウンロード対象として、File Messengerサーバーに接続したストレージ上のファイルを指定できるようにした。現在では、オプションではなく標準機能に取り込まれている。

 2013年6月には、不特定多数からファイルをアップロードしてもらうための機能で、一度しか使えないアップロード用のWeb画面を生成してメールで通知する「ファイル収集機能」(関連記事その2)を標準機能として搭載した。