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写真1●75項目のコンピテンシーを記載したカード。このカードを用いたディスカッションを通じて必要なものを抽出していく
写真1●75項目のコンピテンシーを記載したカード。このカードを用いたディスカッションを通じて必要なものを抽出していく
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画面1●コンピリーダーにおける「目標設定/評価入力画面」の例
画面1●コンピリーダーにおける「目標設定/評価入力画面」の例
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 中堅・中小企業向けに人事評価制度の構築・運用支援サービスを提供するあしたのチームは2014年9月30日、「初期費用無料で月額10万円」をうたう人事評価支援サービス「ゼッタイ!評価」を開始した。社員が100人以下の中小企業を対象とする。

 同社はこれまで、人事評価制度を構築する際のコンサルティングサービスや、構築した制度での運用支援サービス、人事評価用のASP型サービス「コンピリーダー」を提供してきた。「構築と12カ月間の運用をフルサービスで行うと、安く見積もっても800万円近く掛かってしまう」(あしたのチーム 常務取締役の赤羽博行氏)。社員100人以下に限定する新サービスでは、18カ月間の契約で毎月10万円のみ、総額180万円という価格設定にした。年間500件、約10億円の売り上げを見込む。

 初期費用を無償化したのは、人数が少ない企業であれば職種や職位の種類が少ないためだ。これまでのコンサルティングの経験を生かせば「約1カ月間、数回の打ち合わせで適切な制度構築ができるメドが立った」(赤羽氏)という。人事評価の75項目の基本コンピテンシー(行動特性)からディスカッションを通じて必要なものを抽出するといったサービス内容は、同社の通常のコンサルティングサービスと変わらない(写真1)。人事評価制度の運用基盤にASP型サービスのコンピリーダーを利用するのも既存サービスと同じだ(画面1)。評価される社員が評価用シートに記入する画面や、管理者が進捗を管理するための機能などを提供する。ゼッタイ!評価において、特に機能制限などは設けない。

 価格を下げた背景には、「人事評価のデータを大量に蓄積し、将来的にそれを別の事業に生かしたいという狙いもある」(赤羽氏)。データの匿名化などを前提にユーザー企業と二次利用契約を結び、人材と企業のマッチング、企業に求められる人材の育成、業界ごとの人材活用状況の分析などに生かしたいとする。「あらかじめ定めたコンピテンシーを複数の企業が使っているという、共通の物差しがあるからこそ実現できることだ。大量のデータを集めて人事評価基盤のデファクト標準を取りたいという思いで、今回のサービスに戦略的な価格を設定した」(同氏)。