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 「CTO(最高技術責任者)になったから、デモも自分でやらなければならないんだ」。2014年9月30日(米国時間)、米オラクル 経営執行役会長兼CTOのラリー・エリソン氏が、「Oracle OpenWorld」の基調講演に登壇(関連記事1関連記事2関連記事3)。10日ほど前にCEO(最高経営責任者)を辞任しCTOに就任したエリソン氏。自己紹介に対する聴衆の反応を楽しみながら、クラウド基盤「Oracle Cloud Platform」のデモを自ら披露した(写真1)。

写真1●自らデモを披露する、米オラクル 経営執行役会長兼CTOのラリー・エリソン氏
写真1●自らデモを披露する、米オラクル 経営執行役会長兼CTOのラリー・エリソン氏

 デモは二つある。一つは、オンプレミスで稼働している「Oracle DB」と「Javaアプリケーション」から成るシステムを、同社のクラウドに移行するもの。「ボタンを押すだけで簡単に移行できる」。そう話しながらエリソン氏は、まずOracle DBを「Oracle Database Cloud Service」へ移行した(写真2)。

写真2●データベースを「Oracle Database Cloud Service」へ移行
写真2●データベースを「Oracle Database Cloud Service」へ移行

 ウィキペディアのアクセスログを格納するデータベースは、「Oracle Database 12c」のプラガブル・データベース(PDB)を利用している。エリソン氏は、オンプレミスにある管理ツール「Oracle Enterprise Manager(OEM)」を使い、PDBを引き抜き(アンプラグ)、ファイル形式に変換。今度はクラウド上のOEMを使い、クラウド上の12cにPDBを差し込み(プラグイン)、オンプレミスからの移行を完了させた。