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 米Symantecは現地時間2014年10月9日、会社分割を正式に発表した。セキュリティ事業と情報管理事業をそれぞれ独立した株式公開企業として運営する。すでに取締役会は分割計画を全員一致で承認しているという。

 Symantecは、分割により両組織がそれぞれの成長機会を最大限に活用し、株主価値をいっそう高められるとしている。2015年末までに手続きを完了する見込み。

 同社のセキュリティ事業は、2014会計年度(2013年4月~2014年3月)に42億ドルの売上を創出した。消費者および企業向けエンドポイントセキュリティ、エンドポイント管理、暗号化、モバイル関連、SSL証明書、ユーザー認証、メールやWebおよびデータセンターセキュリティ、データ紛失防止、ホスト型セキュリティ、マネージドセキュリティなどを手がけている。

 情報管理事業は、2014会計年度の売上高が25億ドルだった。バックアップおよびリカバリー、アーカイブ、eDiscovery、ストレージ管理、情報可用性ソリューションなどが含まれる。

 同社は上級幹部の人事についても明らかにした。先月正式に最高経営責任者(CEO)に就いたMichael Brown氏が引き続き社長兼CEOを務め、Thomas Seifert最高財務責任者(CFO)も現職を継続する。米Quantumの元社長兼最高執行責任者(COO)であるJohn Gannon氏が情報管理事業のジェネラルマネージャーに就任し、情報管理事業CFO代理をDon Rath氏が務める。

 米Wall Street Journalによると、Brown氏は今回の決定が一連の技術企業の動きに影響されたものではないことを強調し、「われわれは数カ月前から(分割を)検討していた」と述べた。

 米IT業界では分社化が立て続けに発表されている。米eBayは2015年後半を目処にオンライン決済事業PayPalを分離独立させる(関連記事:eBayがPayPal分社化を決定、2015年後半に実施)。米Hewlett-Packard(HP)は2015年末までに、パソコンおよびプリンターに特化した会社と法人向け事業に特化した会社に分割する(関連記事:HPの会社分割、企業向けはHewlett-Packard EnterpriseでPC/プリンターはHP Inc.)。

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