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 米GoogleのAndroidエンジニアリング部門責任者が、Chrome OSエンジニアリング部門の責任者も務めることなったと、複数の米メディア(The VergeCNETなど)が、米Wall Street Journalの記事を引用して現地時間2014年10月17日までに報じた。これによりGoogleのモバイルOSとパソコン向けOSの融合に向けた動きが進みそうだと伝えている。

 Wall Street Journalによると、GoogleでAndroidのエンジニアリング担当バイスプレジデントを務めているHiroshi Lockheimer氏が、Chrome OSのエンジニアリング部門責任者を兼務することになった。Lockheimer氏は今後もAndroid・Chrome・Apps担当シニアバイスプレジデントであるSundar Pichai氏の直属となる。

 Googleでは2013年3月から、それまでAndroid部門を統括してきたAndy Rubin氏に代わり、Sundar Pichai氏が同部門を率いている。Pichai氏はそれまでChrome・Apps部門の責任者だったが、それ以降同氏は両OSの責任者となっている(関連記事:Google、Android責任者をChrome責任者が兼務へ)。

 その後Googleは、たびたび両OSのプラットフォーム共通化について言及している。2014年6月に開催した開発者向けカンファレンス「Google I/O」で、Pichai氏はAndroidアプリをChrome OS上で動作させるデモを行った(関連記事:グーグルがTVや自動車向けAndroidを発表、企業版Googleドライブも)。また先ごろは、その取り組みの提携企業を発表。第1弾として、Chrome Web StoreでEvernoteやVineなどのAndroidアプリの提供を開始した(The Vergeの記事)。

 なおHiroshi Lockheimer氏は、WebブラウザーのChromeや、Chromecast、Chromebookといったチームは率いないという。またこれまでChrome OSエンジニアリング部門の責任者だったLinus Upson氏の今後の役職は明らかになっていないと、Wall Street Journalは伝えている。