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 ソニーは2014年10月31日、2014年第2四半期の業績説明会を開催し、中国向けモバイル事業を大幅縮小することを発表した。

 説明会では、9月17日に発表したモバイル事業の不振に伴う業績の下方修正や、10月30日に発表したモバイル事業会社の社長交代が焦点となった(関連記事:Xperiaは生き残れるか、ソニーモバイル不振の理由を探る)。

 説明会にはソニー 代表執行役 EVP CFO(最高財務責任者)の吉田憲一郎氏が登壇。モバイル事業の第2四半期の業績について「1720億円の赤字となった」と発表した(写真1、2)。

写真1●ソニー 代表執行役 EVP CFOの吉田憲一郎氏
写真1●ソニー 代表執行役 EVP CFOの吉田憲一郎氏
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写真2●モバイル事業の第2四半期の業績
写真2●モバイル事業の第2四半期の業績
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 その要因は1760億円に上る営業権の減損。それを除外すれば40億円の営業黒字だった。通期でのスマートフォン販売台数の見通しは、7月時点で想定していた4300万台から4100万台に下方修正。主に中国市場における普及価格帯モデルの販売台数減少を要因として挙げた。

 通期での営業利益の見通しは、前述の営業権減損を除いて7月時点比で280億円の下方修正となった。ドル建てのハードウエアコストの比率が高いことから、為替のドル高が影響。中国における事業の大幅縮小を中心とした、1000人の人員削減に伴う構造改革費用も影響したとする。