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 米Amazon.comは現地時間2014年11月4日、写真を無制限にクラウドストレージに保存できるサービス「Prime Photos」を米国で始めたと発表した。同社の有料会員が対象。スマートフォン、タブレット端末、パソコンを使ってAmazon.comのクラウドストレージ「Amazon Cloud Drive」に写真を保存すると、それらの機器や、セットトップボックス/ゲーム機を接続したテレビなどで見ることができる。

 Prime Photosは、年会費99ドルで提供しているプログラム「Amazon Prime」に向けたサービスで、会員は追加料金なしで利用できる。Amazon.comは、「クラウドストレージにアップロードされた写真はオリジナル版で保存されるため、利用者はフル解像度の画像を失うといった心配がない」と説明している。

 写真をアップロードできる機器は、同社のスマートフォン「Fire」、タブレット端末「Fire HD/HDX」のほか、iOSやAndroid端末、Windowsパソコン、Mac。iOSとAndroidではクラウドアルバムアプリ「Cloud Drive Photos」を使ってアップロードする。またWindowsではAmazon Cloud Driveのデスクトップ向けクライアントアプリケーションが利用できる。Mac用のアプリケーションは現在開発中だが、WebブラウザーでAmazon.comにサインインすれば利用できる。

 アップロードした写真は、これらの機器のほか、同社の映像配信端末「Fire TV」「Fire TV Stick」に接続したテレビで見ることができる。ソニーのPlayStation 3、PlayStation 4、韓国LG Electronicsと韓国Samsung Electronicsの特定のスマートテレビでも利用できるとしている(関連記事:Amazon.com、ストリーミング端末「Fire TV Stick」を39ドルで発売へ)。

 Amazon Primeは、通常の送料がかからず、商品が2日以内に届く「お急ぎ便サービス」を無制限に利用できるプログラム。米国ではこのほか、数万本の映画/テレビ番組を無料で視聴できるストリーミングビデオサービス「Prime Instant Video」、約100万曲の楽曲が聴き放題になる音楽配信サービス「Prime Music」、KindleやFireタブレットの持ち主が約60万冊の電子書籍の中から1カ月に1冊を無料でレンタルできる「Kindle Owners' Lending Library」といった特典が付く。

 なお、Prime Photosは現在のところ米国のAmazon Prime会員のみに提供しているサービス。他国でのサービス展開といった今後の計画についてAmazon.comは明らかにしていない。

[Amazon.comの発表資料]