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 米国の市場調査会社eMarketerが現地時間2015年2月25日に公表した調査リポートによると、米Pinterestの2015年における米国の月間利用者数は、前年から11.4%増え、4710万人に達する見通し。Pinterestのユーザー規模は、FacebookやInstagram、Twitterなどに比べ小さいが、利用者は商品の好みや、購入意欲、計画などを積極的に共有しており、ほかのSNSとは異なる特長があると、eMarketerは指摘している。

 eMarketerによると、昨年は米国SNS利用者の24.4%、米国インターネット利用者の16.7%が、1カ月に一度以上Pinterestを利用した。これが2015年はそれぞれ26.1%、18.1%になると同社は見ている。また2019年には米国月間利用者数は5930万人となり、同国のSNS利用者に占める比率はほぼ30%に達すると予測している。

 Pinterestは女性利用者が多いことで知られるSNS。例えば2014年の米国における女性利用者と男性利用者の比率は84.3%と15.7%だった。今後男性利用者も増えることが予想されるが、2019年時点でも男性比率は20%を若干超える程度にとどまると同社は見ている。ただしPinterestによると、インド、韓国、日本、ブラジルといった市場では男女の比率はほぼ同じだという。

 また現在のところPinterestの米国外利用者は30%にとどまっている。これに対しFacebookは85%、Instagramは70%、Twitterは72%が米国外利用者。このことはPinterestに海外事業拡大の機会が広がっていることを示しているとeMarketerは指摘している。

 なお米Wall Street Journalによると、Pinterestは今年1月、同社初の広告サービス「Promoted Pins」を開始した。またPinterestは2月に、iOS用Pinterestアプリ内でほかのアプリをダウンロードできる機能の提供を始めると発表した(関連記事:Pinterest、iOSアプリを直接インストールできる「app Pins」を発表)。ただしeMarketerによると、これらPinterestの広告事業はまだ規模が小さい。今後利用者を増やすとともに、迅速に広告商品を拡充していく必要があると、eMarketerは指摘している。

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