PR

 米eMarketerが現地時間2016年4月20日に公表したインターネット広告市場に関するリポートによると、米Googleの2016年におけるネット広告収入は578億ドルとなり、前年比で9%増加する見通し。この伸び率は2015年の同15.0%増から大きく低下するものの、同社のネット広告収入は依然、世界のどの企業のそれよりもはるかに多いと、eMarketerは報告している。

 eMarketerの推計によると、Googleの2016年におけるネット広告収入は業界全体の30.9%を占める見通し。これに米Facebookが12.0%のシェアで次ぐという。検索広告分野で見ると、Googleのシェアはさらに高まり、2016年は55.2%に達するとしている。

 またGoogleはモバイルインターネット広告の分野にも強いとeMarketerは指摘している。その広告収入は業界全体のモバイルインターネット広告収入の3分の1を占めており、この分野は同社ネット広告事業の成長を後押ししている。例えば2016年におけるGoogleのモバイルネット広告収入の伸び率は、同社ネット広告収入全体の伸び率の4倍になるという。

 またYouTubeも同社広告事業の成長を支えている。2015年におけるYouTubeの広告収入は42億8000万ドルで、前年実績から40.6%増加した。2016年はこれが、同21.1%増の51億8000万ドルに達する見通し。その伸び率はGoogleの広告収入全体の2倍以上になるという。Googleの広告収入全体に占めるYouTubeの比率は今後も伸び続けていくと、eMarketerは予測している。

[発表資料へ]