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 インターネット広告の業界団体Interactive Advertising Bureau(IAB)は現地時間2015年4月22日、米PwC(PricewaterhouseCoopers)と共同で行った、米国インターネット広告市場に関する調査リポートを公表した。それによると2014年の年間売上高は前年比16%増の495億ドルとなり過去最高を更新、5年連続の2桁成長となった。

 米国のインターネット広告売上高は2013年にテレビ放送を上回り、媒体別売上高で初めてトップとなったが、2014年はその差をさらに広げた。2014年における媒体別広告売上高はインターネット広告に次いで、テレビ放送が405億ドルで2位となり、そのあとケーブルテレビ(252億ドル)、ラジオ(172億ドル)、新聞(167億ドル)、消費者向け雑誌(128億ドル)、屋外広告(84億ドル)と続いた。

 2014年のインターネット広告の種類別売上高は、検索広告が190億ドルで最も多く、全体の38%を占めた。ディスプレー関連広告(バナー、デジタルビデオ、リッチメディア、スポンサーシップ)は135億ドルで、全体に占める割合は27%。モバイル広告は125億ドルで同25%、クラシファイド広告(求人や不動産などの案内)は27億ドルで同5%だった。

 このうち伸び率が最も高いのはモバイル広告。モバイル広告の売上高は前年の71億ドルから76%増加した。またソーシャルメディア広告も前年から57%増の70億ドルと大きく伸びている。このほかディスプレー関連広告のデジタルビデオも同17%増と比較的高い伸び率だった。一方、検索広告は同3%増と、小幅な伸びにとどまった。

 このほか広告主を業種別に見ると「小売り」が最も多く、インターネット広告全体の21%を占めた。このあと「金融サービス」の13%、「自動車」の12%、「通信」の9%、「レジャー旅行」の8%と続いた。

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