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図●国内モバイルデバイス市場出荷台数予測、2015年~2020年
図●国内モバイルデバイス市場出荷台数予測、2015年~2020年
(出所:IDC Japan)
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 調査会社のIDC Japanは2016年6月30日、国内のモバイルデバイス市場に関する調査結果を発表した。2016年第1四半期の出荷台数は、前年同期比7.5%減の1202万台にとどまった()。

 市場は15年第4四半期(10月~12月)に引き続き、2期連続でマイナス成長となった。2016年通期でも前年比4.6%減の4571万台にとどまると予測した。家庭市場向け同6.5%減の3509万台、ビジネス市場向けが同2.0%増の1062万台という。

 モバイルデバイスをスマートフォン、タブレット、PC、通信カードに分類し、デバイスごとの動向も調査。スマートフォン市場は、国内通信事業者がAndroid端末の在庫調整を実施したことから、前年同期比6.2%減のマイナス成長となった。タブレットは昨年のビジネス市場での大型案件の反動が大きく、やはり同6.2%減のマイナス成長だった。

 またPCは、2014年第3四半期(7月~9月)から2桁のマイナス成長が続いてきたが、2016年第1四半期では8.1%減と1桁のマイナス成長だった。マイナス成長の底打ちが見えてきたという。

 2016年の市場動向も分析。それによると、PCでは2016年10月のWindows 7搭載モデルの最終出荷に向けて在庫調整が進むと予測され、昨年とほぼ同等の出荷が見込まれる。

 家庭市場ではPCの購買を促進する要素が少なく、ITサプライヤーの生産/出荷調整が続くと指摘。2016年のPC市場は1桁のマイナス成長にとどまると分析した。

 一方タブレット市場は、ビジネス市場での導入が進むと予測。スマートフォン市場は、通信事業者によるキャンペーンが抑制され、家庭市場を中心にマイナス成長となるという。

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