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 英Kantar Worldpanelが現地時間2015年10月7日に公表したスマートフォンの販売統計によると、同年6~8月の米国におけるiPhoneの販売台数シェアは前年同期から2.1ポイント減少し、28.4%となった。このシェアは過去1年で最も低い水準。 米Appleが「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」を発表したのは9月9日だったが、この時点ですでにこれら新モデルの登場が予測されており、米国市場では買い控えが起きたとKantar Worldpanelは分析している。

 同社が8月に米国のiPhoneユーザーを対象に行ったアンケート調査によると、11%の人が今後3カ月以内にスマートフォンを買い替えると回答し、そのうち87%が好みのブランドとしてAppleの名を挙げた。

 ただ、6~8月のiPhoneの販売台数シェアは米国以外では好調だった。欧州5カ国(英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン)におけるiPhoneのシェアは16.2%となり、前年同期から2.4ポイント増えた。また日本におけるiOSのシェアは同6.7ポイント増の33.8%、中国では同5.1ポイント増の19.4%、オーストラリアでは同8.5ポイント増の37.8%となった。

 このうち中国では、8月の機種別販売統計で「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」がそれぞれ1位と2位になった。中国のスマートフォン購入者の主な購入動機は、画面の透明度と解像度(58%)、カメラ品質(54%)、画面サイズ(51%)という。

 一方、Androidのシェアは米国で伸びたものの、それ以外の市場では軒並み減少した。6~8月の米国におけるAndroidのシェアは前年同期から2.5ポイント増の66.9%。これに対し、欧州5カ国では同3.3ポイント減の72.2%、日本では同5.9ポイント減の64.5%、中国では5.6ポイント減の78.1%、オーストラリアでは同11.2ポイント減の53.1%となった。

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