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 台湾の市場調査会社、TrendForceが現地時間2015年10月14日に公表したスマートフォン市場に関する調査によると、同年7~9月期の世界におけるスマートフォン出荷台数(速報値)は3億3200万台となり、前の四半期に比べ9.1%増加した。

 メーカー別出荷台数の順位は、韓国Samsung Electronicsが24.6%のシェアで首位となり、これに米Appleが13.7%のシェアで次いだ。このあと、中国Huawei Technologies(華為技術)、中国Xiaomi(小米科技)、中国Lenovo Group(聯想集団)の順で続き、各社のシェアはそれぞれ8.4%、5.7%、5.7%だった。

 このうち首位のSamsungは低・中価格帯製品の分野で中国の競合メーカーにシェアを奪われている。またTrendForceはGalaxy Sシリーズの年間出荷台数予測値を下方修正している。こうしたことからSamsungの2015年における年間出荷台数は3億2350万台となり、前年から1%減少すると、TrendForceは見ている。Samsungの年間出荷台数が前年実績を下回るのは初めてだという。

 一方、2位のAppleは、9月に発売したiPhone 6sシリーズが好調で、同モデルに新たに加わった3D Touchとローズゴールドのカラーが消費者を引き付けているという。6sシリーズは、大ヒットした前モデル、6シリーズの販売実績を上回ることは難しいものの、その画面サイズの大きさが寄与するとTrendForceは分析。2015年のAppleの年間出荷台数は前年比16%増の2億2370万台になると予測している。

 このほか、Huaweiは7~9月期の出荷台数が事前予測を大きく上回ったという。同社の年初来出荷台数はすでに1億台に達しており、その年間出荷台数は前年比約40%増の1億1000万台に到達する見通し。Huaweiは、年間出荷台数が1億台の大台を超える初めての中国メーカーだと、TrendForceは報告している。

 なお2015年7~9月期における、中国メーカーの合計出荷台数は1億5000万台で、前の四半期から16.3%増加した。また中国のOppo Mobile Telecommunications(広東欧珀移動通信)とVIVO(維沃移動通信)は、いずれも中国BBK Electronics(広東歩歩高電子)傘下のメーカー。両社を合わせた年間出荷台数も1億台に達する見通しだとTrendForceは予測している。

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