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図●国内アプリケーションデプロイメント/構造化データ管理ソフトウェア市場 売上額予測、2014年~2019年
図●国内アプリケーションデプロイメント/構造化データ管理ソフトウェア市場 売上額予測、2014年~2019年
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 調査会社のIDC Japanは2015年10月20日、構造化データ管理ソフトウェアやアプリケーションプラットフォーム、インテグレ―ション/オーケストレーションミドルウェアを合計したアプリケーションデプロイメント/構造化データ管理ソフトウェア市場に関する調査結果を発表した。それによると、2014年の市場規模は前年比5.8%増の3951億円に達した。同社は、2014年~2019年の同市場の年間平均成長率を5.5%と、継続的に拡大すると分析。2019年には、5158億円にまで拡大すると予測した()。

 同社は、製品分野別の市場動向も分析。それによると、構造化データ管理ソフトウェア市場が同4.7%増の2316億円、アプリケーションプラットフォーム市場が同10.1%増の1032億円、インテグレーション/オーケストレーションミドルウェア市場が同2.8%増の603億円と、いずれの製品もプラス成長を達成。同社では、データアナリティクス需要の増大やモバイルデバイスをターゲットにしたアプリケーション開発需要の増大などから市場は好調に推移した分析している。

 今後の市場動向について、同社はビッグデータ活用に対する企業のデータ活用基盤の需要増大と、クラウドコンピューティングの活用によるアプリケーション開発/運用の効率化という二つの大きな要因により拡大傾向にあると指摘。中期的には、企業による情報技術を用いたビジネスモデルの転換、ビジネスのデジタル化にともなう投資も成長のドライバーとなるという。

 その一方で、同社は、米国と比較して国内企業はITサービス開発/運用リソースの外部化が進んでおり、この動きに対応するリソースを確保できない可能性があるとも指摘。このような状況の中で国内のITベンダー/インテグレーターは市場の成長を促すために単純な製品提供者、労働力としての技術者供給にとどまるのではなく、出資や合弁企業などの手段を通じて当事者意識を持ってかかわっていくことが求められると分析した。

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