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 米IDCが現地時間2015年12月1日に公表した世界のタブレット端末市場に関する調査によると、2015年の年間出荷台数(2 in 1型も含む)は2億1130万台にとどまり、前年実績から8.1%減少する見通し。タブレット端末の世界出荷台数は過去3四半期連続で減少しており、今回の最新リポートはその結果を反映しているという。

 一方で着脱式のキーボードが用意されている2 in 1型端末は好調で、そのタブレット全出荷台数に占める比率は今後も上昇すると同社は予測する。IDCのタブレット担当リサーチディレクター、Jean Philippe Bouchard氏は「エンドユーザーの需要は2 in 1型にシフトしており、市場は明らかに変化している」と述べている。

 同氏によると、ハードウエアメーカーが市場投入する2 in 1型製品が増えており、市場の変化を後押ししている。これにより、2 in 1型端末の出荷台数は2016年に前年比で過去最高の75%以上増加し、その市場規模はほぼ2倍になると、IDCは予測している。

 またIDCのモバイル端末担当シニアリサーチアナリスト、Jitesh Ubrani氏によると、2 in 1型端末への移行は今後、2つの変化をもたらすという。1つはWindows搭載端末の伸び。パソコンメーカーに加え、より多くのスマートフォンメーカーがこの分野の製品を市場投入することから、Windowsベース製品(2 in 1型を含む)の市場シェアは2019年までに2倍以上に拡大すると同氏は見ている。

 もう1つは米Appleの製品ラインの変化。同社が先ごろ発売した「iPad Pro」は今のところその評価がまちまちだが、今後Appleの市場シェアを伸ばすことができるのは、法人やプロシューマーに向けて市場投入したこのiPad Proだけだと同氏は分析している(関連記事:日本MSが国内向けに「Surface Pro 4」を発表、Surface Bookは2016年初頭にApple、「iPad Pro」を11月11日オンライン発売、今週中に店頭販売開始)。

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