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図●EDIエンジン市場の売り上げの推移および予測
図●EDIエンジン市場の売り上げの推移および予測
(出所:ITR)
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 シンクタンクのアイ・ティ・アール(ITR)は2015年12月17日、国内のEDI(Electronic Data Interchange:電子データ交換)市場に関する調査結果を発表した。それによると、2014年度のEDIエンジンの市場規模は前年度比5.1%増の29億円と堅調に拡大。2015年度も同6.8%増の31億円と予測した。2014年度~2019年度までの同市場の年間平均成長率を9.1%と分析。2019年度には45億円にまで拡大すると予測した()。

 ITRは、2014年度のEDIエンジン市場について、上位ベンダーが軒並み売り上げを伸ばしたことに加え、医療分野やエネルギー分野など、EDIの適用範囲が広がっていることが背景にあると指摘。2015年度も市場は引き続き堅調な伸びが見込まれるという。

 各ベンダーは、PSTNマイグレーション(公衆電話交換網からIP網への移行計画)に向けて、情報収集、情報発信、啓蒙活動、営業活動などを活発に進めており、本格的なIP網への移行が見込まれる2018年度以降、市場が大きく成長すると予測している。

 EDI市場だけでなく、システム連携や統合ミドルウエアの市場に関する調査も実施した。これは、BPM(ビジネスプロセスマネジメント)、BRMS(ビジネスルールマネジメントシステム)、EAI(エンタープライズアプリケーション統合)、ESB(エンタープライズサービスバス)、CEP(複合イベント処理)などの市場動向をまとめたもの。それによると、2014年度の各市場は、BPM市場が1.7%増とほぼ横ばいとなる一方で、BRMS市場が21.3%増と高成長。EAI市場が4.5%増と堅調推移という。ESB市場が5.5%増、CEP市場は5.3%増で、製造業およびサービス業での導入が増加傾向にあるという。

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