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世界LFP市場 出荷台数上位5ベンダーの市場シェア
世界LFP市場 出荷台数上位5ベンダーの市場シェア
(出所:IDC Japan)
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 調査会社のIDC Japanは2015年12月17日、世界の大判プリンター(LFP:Large Format Printer)市場に関する調査結果を発表した。それによると、2015年第3四半期(7~9月)の世界市場における出荷台数は前年同期比4%の減少となった。

 2015年第3四半期の世界市場の動向についても分析した。世界のLFP市場では通常、第4四半期が1年で最も好調で、第3四半期は最も低調になるという。2015年の第3四半期は、水性インクジェットプリンターの出荷台数が減少する一方、在庫一掃や値引きを背景に、UV/エコソルベントプリンターの出荷台数が増加。ラテックスプリンター出荷台数も2015年第3四半期までの累計で前年比5%増加したという。

 製品カテゴリー別の動向も調査。CAD/テクニカルプリンターの市場は2015年第3四半期は軟調だったと指摘。グラフィックスにおいては、新規のグラフィックスプリンターの出荷台数が同1%減。従来の水性インクジェット式グラフィックスプリンターの出荷台数は減少したが、UV硬化型プリンターが前年同期比20%近く成長し、大きな出荷減とはならなかったと分析した。

 ベンダーの動向も調査した。トップ5サプライヤーランキングに変動はなく、HPはCAD/テクニカル市場で伸び悩み、シェアが2014年の43.4%から1.3ポイント減らし42.1%となった。ラテックスとUVのセグメントにおける売り上げの増加が見られたという。キヤノングループは、オセ部門と合わせて世界の出荷台数の約21%のシェアを獲得。LFPメーカーとして世界第2位の地位を維持している。エプソンも、世界シェアで2014年の18.4%から0.1ポイント増の18.5%となり、大判デジタルプリンター市場における世界第3位のポジションを守った。昇華型とテクニカルプリンターが好調だったという。ローランドDGは、エコソルベント市場での強みとUV、昇華型市場で健闘。ミマキは、同社の主要流通チャネルの一部を再編成し、世界シェアで第5位のポジションを維持した。

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